オフィスの防犯

このページでは、オフィスや事務所の防犯対策に関して説明しています。

オフィスの防犯を考える際に、考えなければいけないことは「事務所の中に現金などはないから大丈夫」という気のゆるみです。実際には侵入窃盗の13.5%が事務所を対象とした被害になっています。

これは住宅侵入の56.6%に比べると低い数値ではありますが、オフィスの盗難は被害も大きくなる傾向にありますので、今まで大丈夫だと思っていた方は、ぜひ認識を変えていただきたいと思います。

事務所が狙われる理由としては

  • テナントビルなどは人の出入りが自由で侵入しやすく、一度侵入に成功すると複数の事務所を狙うことができる
  • ビジネス街などは、夜間または日曜祝日などになると、人通りが少なく無人に近い状態になるので窃盗が発見されにくい

事務所から盗まれる物

  • 現金、金庫、OA機器

複数犯で金庫ごと盗む手口も多発しています。現金はなくても、手形や株券などが失われてしまいます。OA機器は転売されるケースもあります。

金目の物以外に、情報も持ち出されてしまうと被害は金額に置き換えることができないくらい深刻なものになるのは想像できると思います。

オフィスの防犯対策のポイント

では、実際の対策を見ていきましょう

自社ビルの場合の対策方法

  • 監視カメラをつけて、入退出の状況を自動録画する。
  • 建物外周警戒システムを導入し、夜間や休日の敷地内への侵入を検知できるようにする。
  • 受付などを置いて入退出を管理し、営業時間外の出入りはできないようにする。
  • こじあけなどの不法侵入には、威嚇・自動通報するシステムを導入する

複数の事務所が入るテナントビルの場合の対策方法

自由に共有部に出入りできる環境だということを意識して防犯対策を行います。

  • 営業時間外は、専有部に部外者が立ち入りできないようにする。具体的には、1Fエントランスに入退出管理用のカードリーダーや鍵管理システムなどを設置する
  • 各テナントに、侵入検知センサーを設置する。不審者が侵入した場合には、威嚇・自動通報するシステムを導入する。警備員がいる場合には、警備室でどのテナントで異常が発生したかがすぐに把握できるようにする。
  • テナントが替わる際には、錠前の変更・入退出用のカードデータの消去などを必ず行う。

共通の対策

  • ビルの入り口には、受付・電気錠・オートロック・入退出管理システムなどを設置し、人の出入りを管理する。
  • ビルの出入り口、非常階段、エレベータホールなどに監視カメラを設置する。また、エレベータ内に監視カメラ、非常用押しボタンなどを設置する。
  • 非常階段、非常口の電気錠は通常は施錠にしておき、進入経路を断つ。
  • 金庫は「耐火金庫」ではなく「防盗金庫」にして、破壊行為に強いタイプのものを置く
  • 金庫を床にボルトで固定し、金庫の持ち出しやこじ開けをしづらくする。
  • 防犯担当者を選定し、セキュリティ対策に関して社内検討・通達・実施の徹底・教育を行い、防犯意識を高める。
  • ドアや窓には侵入検知センサーを設置し、自動通報できるようにしておく。
  • パソコンはID・パスワードを設定しておく

いろいろな対策方法がありますが、ビルの入り口や非常階段、非常口、重要な金庫などが置いてある部屋には、オートロックシステムを導入するのが基本のようです。

それにプラスして、侵入検知センサー、自動通報装置などを設置すると、かなりしっかりとした防犯対策になるかと思います。

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